• トップ
  • コンピュータシミュレーションを用いたスマートシティ設計ができます

お問い合わせ

環境

エネルギー

その他

コンピュータシミュレーションを用いたスマートシティ設計ができます

想定される用途

・会社等事業建物への風力・太陽光発電の最適配置設計(建物配置設計も可能)
・ビル風等、建造物周囲での風速分布予測

想定される連携形態

・風力・太陽光発電の最適配置設計に関する共同研究
・ビル風等、建造物周囲での風速分布予測に関する受託研究

コンピュータシミュレーションを用いたスマートシティ設計ができます

所属・役職

工学研究科・准教授

研究者氏名

西村 顕

概要

再生可能エネルギー(本テーマでは、風力発電および太陽光発電のみが対象)を最大限に得るための、風車および太陽光パネルの各最適配置の設計をおこなうことができます。
具体的には、コンピュータシミュレーションにより「①建物周囲の速度分布計算」および「②太陽光発電量の計算」を併用し、発電量を最大にするための風車および太陽光パネルの最適な配置を求めることができます。あるいは、スマートシティを設計する際に、その土地の環境条件を考慮して、建物の最適配置についても求めることができます。
建物、風車、太陽光パネルの配置に関する評価技術として活用できます。

アピールポイント

具体的な取組み案として以下のようなものが考えられます。共同研究等、ご希望の方は是非ご一報ください。
(1)耕作放置地や未開発地域などにソーラーパネルや風車を設置して発電し、エネルギー消費地へ水素で輸送し、燃料電池で発電するシステムの最適化計算(連携先例:地方自治体、エネルギー会社
(2)中小企業の工場やプラントなどの屋上や空きスペースにソーラーパネルや風車を設置して発電し、工場やプラントのエネルギー需要を賄うシステムの最適化計算(連携先例:中小企業、エネルギー会社
(3)再開発地域でのビルや住宅設計の際に活用できる再生可能エネルギーの発電・輸送を組み込んだスマートビルのエネルギーマネジメントシステム開発(連携先例:ゼネコン、自治体
(4)中小企業の工場やプラントなどで排出するCO2をC1ケミカルに改質する光触媒リアクター設計 (連携先例:大規模にCO2を排出する中小企業

補足資料(動画)

補足資料(マンガ)

補足資料(スライド)

1)ビル設置太陽光パネルの発電特性とビル風利用風力発電との複合発電,西村 顕・北川 諭・柿田 将信・廣田 真史,日本機械学会2015年度年次大会.PDF
2)ビル風利用風力発電モデルの発電特性と実装可能性評価,西村 顕・柿田 将信・北川 諭・村田 淳介・安藤 俊剛・鎌田 泰成・廣田 真史,日本機械学会2015年度年次大会.PDF

特許情報

発明の名称:風力発電と太陽光発電の2種類の発電手段で構成される発電システムの発電評価システム、登録番号:特許第5885103号、権利者:三重大学 PDF

論文情報