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2012年更新
カテゴリ
素材、農林水産(含食品)
キーワード
作物 イネ ダイズ 物質生産 多収 群落 光合成 生産構造図 水輸送

一言アピール

様々なファクターが影響を及ぼすフィールド条件下での作物の成長特性を解析しています。特に、フィールドのダイズ群落の成長を強く支配する受光態勢の特性を、水と光との関係から解析しています。


研究テーマ

  1. ●作物の多収機構の解明
  2.  三重大学が開発した酒米および食料自給率の低いダイズの生産性を向上させるため、フィールドレベルにおける生産性制限要因を解明しています。
  3. ●作物間の群落光合成能力の違いについて
  4.  作物の生産性を支配する光合成能力について、フィールドレベル(群落レベル)での主要な御要因となる群落受光態勢に着目して解析しています。
  5. ●ダイズ群落の受光態勢における品種間差
  6.  ダイズ品種間の生産性の違いを群落受光態勢の面から解析するため、これを構成する葉の傾き具合(葉の傾斜角度)、群落内での葉の分布状況(層別葉面積)、群落内各層への透光量(群落内相対照度)を調査し、比較しています。
  7. ●ダイズの物質生産および水輸送における品種間差
  8.  葉の傾斜角度および層別葉面積が土壌および葉の水分状態によって変化することが分かってきたことから、ダイズ品種間の成長(物質生産)量の違いが水の使い方(水輸送)の違いに起因すると考え、様々なダイズ品種の物質生産能力と水輸送能力を調査し、比較しています。

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主な保有技術

●植物群落の受光態勢の評価                ●植物の成長解析
●植物個葉のガス交換速度の計測

応用分野

●農業分野                        ●食品加工分野

所属学会

●日本作物学会

主な保有機器・装置

●植物群落の受光態勢の評価機器類

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