一言アピール

●解剖学の教員として｢医学における解剖学の重要性｣を訴えています。
●研究では、妊娠中のウイルス感染と生後の発達について調べています。

研究テーマ

●医学における解剖学の役割について
　私は最近、医学教育において解剖学がおろそかにされているような気がしてなりません。医学の根幹である解剖学の大切さを講義・実習をとおして訴えていきたいと思います(下記｢関連ホームページ｣参照)。
●妊娠中のウイルス感染と生後の発達
　妊娠中のウイルス感染は、胎児にさまざまな先天異常を引き起こします(先天性風疹症候群)。私は妊娠中のウイルス感染が児の情動や認知行動に及ぼす影響について研究をしています。

医学部・先端医科学教育研究棟１階に解剖模型展示室があるので、興味がある人は来てください。

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報道

●朝日新聞三重版　｢妊娠中母親のウイルス感染　子の認知行動影響か｣　2014年6月26日
●産経新聞三重版　｢妊娠中のウイルス感染　子供の情動に影響も｣　2014年6月24日　詳細資料
●読売新聞三重版　｢妊娠中のウイルス感染 → 胎児の神経系に異常｣　2014年6月14日
●中日新聞　｢母の病胎児の脳に影響　ウイルスから神経異常｣　2014年6月7日
●中部経済新聞　｢妊娠中のウイルス感染　子ども情動に影響可能性｣　2014年6月7日
●伊勢新聞　｢妊婦のウイルス感染　出生児の情動に悪影響｣　2014年6月7日
●中日新聞医人伝｢解剖を通し医の心伝える｣2014年4月29日　詳細資料
●Medical Tribune ｢妊娠中のウイルス感染生後のセロトニン神経の発達に影響｣2014年4月17日　詳細資料
●NHK視点論点｢医学における解剖学の役割｣2013年8月12日　<参考ページ>

著書・論文等

●Ohkawara T, Oyabu A, Ida-Eto M, Tashiro Y, Narita N, Narita M. Subtype-specific parafollicular localization of the neuropeptide manserin in the rat thyroid gland. Acta Histochem. (2013) 115(2): 190-194.
●大河原剛、葛山貴士、江藤みちる、成田正明｢胎内でのウイルス感染モデルによるセロトニン神経系への影響｣第118回日本解剖学会総会・全国学術集会招待講演　2013年高松市
●Ohkawara T, Oyabu A, Ida-Eto M, Tashiro Y, Tano K, Nasu F, Narita N, Narita M. Secretogranin II and its Derivative Peptide, Manserin,are Differentially Localized in Purkinje Cells and Unipolar Brush Cells in the Rat Cerebellum. Int J Pept Res Ther. (2011) 17(3): 193-199.
●Ohkawara T, Nagase H, Koh CS, Nakayama K. The amyloid precursor protein intracellular domain alters gene expression and induces neuron-specific apoptosis. Gene. (2011) 475(1):1-9.
●Nakayama K, Nagase H, Koh CS, Ohkawara T. γ-Secretase-Regulated Mechanisms Similar to Notch Signaling May Play a Role in Signaling Events, Including APP Signaling, Which Leads to Alzheimer's Disease. Cell Mol Neurobiol. (2011) 31(6): 887-900.

主な保有技術

●一般的な組織学、分子生物学的手法

社会活動

●高大連携事業(スーパーサイエンスハイスクール)

所属学会

●日本解剖学会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●日本神経科学会
●日本分子生物学会　　　　　　　　　　　　　　　　　●北米神経科学会