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- カテゴリ
- 環境･エネルギー、教育学･心理学･哲学
- キーワード
- 理科教育 環境教育 地学
一言アピール
現在、環境教育、たとえば河川や干潟をテーマとした環境教育の教材開発を進めています。教育現場との共同研究を望んでいます。
研究テーマ
- ●環境教育に重点をおいた理科教育教材開発
- 三重県祓川流域の伝統的治水手法に焦点をおいた小学校理科教材の開発を行なっています。三重高校の先生と共同して櫛田川河口の松名瀬干潟の自然観察教材の開発も行なっています。
- ●米国の環境教育の制度と内容に関する研究
- アメリカの環境教育制度と内容の発展を文献研究と現地調査により研究しています。これまでの研究は｢アメリカの環境教育ー歴史と現代的課題ー｣(学術出版会)にまとめました。
- ●環境教育と学力の関係についての研究
- 環境教育の充実はしばしば学力の向上と対立的な課題ととらえられがちですが、環境教育が自己効力感の向上や社会関係資本の開発を通じてむしろ学力向上に貢献することを実証しようと考え、教師や行政関係者へのインタビュー等を行なっています。
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応用分野
●環境教育の教材開発
受賞
●卓越した理科特別講師(日本理科教育振興協会認定)に認定
●日本科学教育学会 科学教育研究奨励賞(1989)
著書
●11年9月 アメリカの環境教育ー歴史と現代的課題ー 単著 学術出版会
●11年9月 高等教育とESD 持続可能な社会のための高等教育 編著 大学教育出版
●11年12月 持続可能な社会をつくる防災教育 共著 協同出版 担当部分は｢自然災害と日本の文化｣
●10年10月 実験で実践する魅力ある理科教育ー小中学校編 共編著(編者は川村 康文, 山下 芳樹, 秋吉 博之, 荻原 彰) オーム社 地学部分の編集と執筆を担当
●08年10月 環境事典 共著 旬報社 担当部分は｢クロス・カリキュラム｣、｢環境教育指導資料｣、｢科学教育｣
●07年3月 法則探検に出かけよう 共著 三重大学出版 担当部分は｢自然科学的説明｣
●06年6月 未来を展望する理科教育 共著 東洋館出版 担当部分は｢環境教育｣
論文
●11年11月 理科教師の能力についての大学生の考え方の変容に関する研究 荻原彰、平賀伸夫 理科教育学研究52(2) 47－54
●2010年12月 大学共通教育における河川景観教育の実践 荻原彰、福山薫、永田成文、宮岡邦任 環境教育20(2)16－25
●2009年12月 環境教育における小学校・市民団体間の連携について－問題点と持続的連携の条件及び効果的連携のための提言ー 稲守将基、荻原彰 環境教育19(2)47－57
●2009年7月 アメリカにおける学力重視の教育改革と教育改革に対する環境教育の応答及び日本の環境教育への提案 荻原彰 環境教育19(1)129－138
●2008年4月 教育改革と環境教育の関係に対する教師の意識についての研究 荻原彰 環境教育17(3)25－34
●2008年4月 教科書分析による中等教育気象領域の内容の変遷 松下麿也、荻原彰 地学教育61(1)1－7