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2012年更新
カテゴリ
歴史・社会・地理・文化
キーワード
社会法則 地理 文化景観 能動的学習法 アメリカ  キャリア教育

一言アピール

日常生活の中に「法則」を見出し、それを学問と結びつけて交流をする能動的学習プログラムと、自立性と社会性をもったキャリア力育成のための教育プログラムの開発に関わっています。


研究テーマ

  1. 法則概念を用いた能動的学習法の開発
  2.  大学に入学してきたばかりの学生たちには、「なぜこの学問を学ぶのか」、「学んだことがどう役に立つのか」という疑問があります。その疑問に答え、自分の問題意識に応じて学問を活用するために、「法則」という用語を手掛かりとして学習する方法を開発しています。学生は、自らの問題意識に応じて、日常生活の中から法則性を発見し、説明解釈し、応用するという三段活用を用いて、各々の過程で、どのように学問を活用するかを学ぶことができます。
  3. 文化景観の地理学的分析
  4.  人間は「自分は何者であるか」ということを、ことばだけではなく、様々な行動を通して表現します。その行動の揺るがない証拠が文化景観です。アメリカ南部の宗教景観の研究を通して、人々が自らの文化アイデンティティを語る有様を解明してきましたが、この方法論は、人間を理解する上に有効な手掛かりを与えます。 

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応用分野

●社会発信型PBL(問題発見解決型学習)の実践
●キャリア教育プログラムの開発

著書

●法則探検に出かけよう(法則研究プラザ編).三重大学出版会(2007)
●文化地理学ガイダンス(森正人・神田孝治と共著).ナカニシヤ出版(2006)
●地域研究の方法 (村山祐司編: 地域研究). pp. 25-52, 朝倉書店 (2003)
●文化の法則を探ろう. 三重大学出版会 (2000)
●ルイジアナの墓地―死の景観地理学―. 古今書院 (1997)

論文

●新入生をいかに大学の学びと生活に適応させるか-三重大学における取組み-,大学マネジメントVol.8,No.2, 2-7(2012).
●三重大学の初年次教育-学生による修学支援体制構築を目指して-,大学と学生,2010年5月号,40-46 (2010). 詳細資料

講演実績

●社会人基礎力育成研修会「三重大学の取組」四国経済産業局主催、2012年
●全国学生指導担当教職員研修会「三重大学における学生支援体制の構築」独立行政法人日本学生支援機構主催、2011年
●国際教育フォーラム「三重大学の人材育成」世界新教育学会主催、2010年
●シンポジウム:学生を変容させる初年次教育「三重大学の初年次教育」河合塾主催(東京会場)、2010年

関連ホームページ