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2012年更新
カテゴリ
文学・言語
キーワード
日本語学 国語学 国語史 キリシタン資料 ローマ字 表記 音韻

一言アピール

主にキリシタン文献(版本・写本)を中心に、外国資料から見た中世末期-近世初期の日本語について研究しています。


研究テーマ

  1. キリシタン資料の日本語学的(国語学的)研究
  2.  16世紀に来日した外国人宣教師による「キリシタン資料」を通して、中世の日本語について研究しています。
  3. キリシタン写本のローマ字表記の規範性について
  4.  キリシタン資料のうち、版本(キリシタン版)とは異なる規範を持つ写本類の表記を研究し、キリシタン資料における写本類の表記の位置づけと、当時の日本語の研究を行っています。

論文

●「コリャード『羅西日辞書』諸本の異同―ローマ、ヴァチカンにおける調査を中心に―」『三重大学人文学部文化学科研究紀要 人文論叢』29(2012年3月)
●「カサナテンセ図書館ロザリオ組中連判書付の署名における国字とローマ字の関係」『三重大学日本語学文学』22(2011年6月) 詳細資料
●「キリシタン資料のゲズとその方言性」『三重大学人文学部文化学科研究紀要 人文論叢』28(2011年3月)
●「ポルトガル国立図書館所蔵1627年の殉教に関するフェレイラ報告書の日本語表記」『三重大学日本語学文学』21(2010年6月) 詳細資料
●「イエズス会ローマ文書館所蔵レオナルド木村によるローマ字書簡の日本語表記」『国語と教育』33(2008年12月)
●「イエズス会ローマ文書館所蔵 慶長九年九月二十七日付ローマ字書簡の日本語表記」『長崎大学教育学部紀要人文科学』73(2007年3月)
●「イエズス会ローマ文書館所蔵1564年5月24日付ダミアン修道士による日本語書簡(Jap.Sin.177-178)について」『国語と教育』29(2004年11月)
●「キリシタン資料の「口語資料」と「文語資料」―「ござる」の用法を手がかりに―」『国語国文』71-9(2002年9月)
●「バレト写本の「四つがな」表記から」『国語学』51-3(2000年12月)

所属学会

●日本語学会                   ●訓点語学会  
●国語語彙史研究会                ●キリシタン文化研究会

応用分野

●日欧交渉史                   ●印刷文化

社会活動

●東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同プロジェクト「宣教に伴う言語学」(第2期)(2009-2011年度)
●国文学研究資料館国文学文献資料特別調査員(2004-2009年度)

関連ホームページ