研究テーマ
- 子どもの問題を援助する際のコーディネーターの働きやチーム援助の効果について研究しています。
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●チーム援助のコーディネーション
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特別支援教育を中心に学校現場でコーディネーターの活動が期待されています。効果的なチーム援助を行うために、コーディネーターの行動や能力について、事例研究や調査研究を行なっています。またコーディネーター養成研修講師を担当しながら、養成プログラムについて研究しています。
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●教育相談の支援体制作り
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教育相談については組織的な支援体制作りが難しく、活動が定着しないという問題が依然として存在しています。校内委員会の運営など教育相談の支援体制作りについて、研究を行い、教育現場へのコンサルテーションも行なっています。
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●学校と関係機関の連携
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学校と外部の関係機関の連携を中心とした地域のネットワーク作りについて実践研究や事例研究を行なっています。
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●保護者との連携と援助
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子どもの問題について学校と連携する際の保護者のニーズや抵抗について調査研究を行なっています。保護者にインタビューを行い、保護者の視点から学校との連携を捉え直すことによって、新たな視座が得られると考えています。
所属学会
●日本学校心理学会 ●日本教育心理学会
●日本LD学会 ●日本カウンセリング学会
論文
●「相談室の魔法の杖」(月刊学校教育相談に2012年3月まで連載)
社会活動
●2012年岐阜県教育センター教育相談研修講師
●2012年栃木県総合教育センター校内支援体制研修講師
著書
●思春期の子どもとの関係作り(児童心理 金子書房 2011年10月)
●スクールカウンセラーはどのようにチーム援助に貢献できるのか(児童心理 金子書房 2011年2月)
応用分野
●教育相談・学校カウンセリングの分野
主な保有技術
●カウンセリングの技法 ●知能検査の実施と解釈
関連ホームページ