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2012年更新
カテゴリ
教育学・心理学・哲学
キーワード
倫理学 日本倫理思想史 日本近世儒教 日本中世仏教

一言アピール

過去の日本人の生き方や、そこに現れた倫理的思惟の探究を通じて、今を生きる私たち自身のあり方を考えていこうとしています。


研究テーマ

  1. 伊藤仁斎の倫理思想に関する研究
  2.  江戸時代の儒学者伊藤仁斎の倫理思想を、未刊行の稿本資料などに基づきながら総合的に明らかにしようとしています。とりわけて、仁斎思想において個人と共同体(人倫)がどのような関係にあるのかといった問題の解明を目指しています。
  3. 江戸期儒教思想における『中庸』解釈・受容史の研究
  4.  江戸時代の儒学者たちによって、儒教の基本的な経書『中庸』がどのように解釈され受容されていったかを明らかにしようとしています。現代にも継承されている「中庸」概念の解釈の変遷を辿りながら、そこに日本人の倫理的思惟の特質解明を目指しています。

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所属学科

●日本倫理学会                  ●日本思想史学会

論文

●「伊藤仁斎における「天命」」 (論集 (15), 116-136, 2012)
●「中江藤樹の『中庸解』について(一)」 (論集 (14), 146-169, 2010)
●「伊藤仁斎における「性」の有限性理解について」 (論集 (12), 167-186, 2006)
●「荻生徂徠の『中庸解』について」 (論集 (11), 160-179, 2004)
●「伊藤仁斎の「情」理解」 (論集 (10), 146-169, 2002)
●「中井履軒『中庸逢原』の一特質-中和と中庸をめぐって」 (論集 (9), 139-154, 1999)

著書

●『丸山眞男-理念への信』(講談社、2010、単著)
●『自然の探究』(三重大学出版会、2009、分担)
●『有限と無限』(三重大学出版、2006、編著)  参考ページ
●『情の探究』(三重大学出版、2002、分担)
●『同一性の探究』(三重学術出版会、1998、分担)
●『倫理学論集 性』(開成出版、1996、分担)
●『日本思想史叙説 第三集』(ぺりかん社、1986、分担)

関連ホームページ