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2012年更新
カテゴリ
歴史・社会・地理・文化
キーワード
歴史 中国史 近代史 清末 政治史 外交史

一言アピール

これからの日本にとって、中国をはじめとするアジアを理解することは大切です。本研究室では、それを歴史的な角度から取り組んでいます。


研究テーマ

  1. 清末(19世紀後半)における清朝中央の政策決定過程
  2.  清末(19世紀後半)の中国では、皇帝が幼少だったこともあり、西太后が強い権限を握っていたと言われています(垂簾聴政と呼ぶ)。この時期の清朝中央における政策決定過程から、垂簾聴政とはどのような体制だったのかについて考えています。

所属学会

●史学会                     ●歴史学研究会
●東方学会                    ●満族史研究会

論文

●「イリ問題にみる清朝中央の政策決定過程と総理衙門」『東洋史研究』70-3、2011年、pp.39-68
●大坪慶之(著)田由甲(訳)「有関光緒帝親政開始問題的清朝中央決策過程」『日本中国史研究年刊 二〇〇九年度』上海,上海古籍出版社,2011年12月,pp.187-218
●「光緒帝の親政開始をめぐる清朝中央の政策決定過程」『歴史学研究』853、2009年、pp.16-32
●「清仏戦争前夜における清朝中央の外交政策決定過程」『東洋学報』90-3、2008年、pp.1-30

翻訳

●張永江(著)大坪慶之(訳)「近百年来における中国の清史編纂事業と最新の進展状況(下)」『満族史研究』5,2006年9月,pp.1-27(原語:中国語)

その他著作

●書評:「岡本隆司・川島真(編)『中国近代外交の胎動』」『史学』79-1・2合併号(三田史学会),2010年3月,pp.197-209.
●「南京八卦洲の旗地に対する権利について」片山剛(編)『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』4,2009年3月,pp.64-75
●「南京市房産档案館収蔵の民国期地政資料について―『南京市旧地籍図』を中心に―」片山剛(編)『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』4,2009年3月,pp.136-148.
●「台湾収集の民国期南京における旗地関係档案」片山剛(編)『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』3,2008年3月,pp.79-90
●大坪慶之・山本一・片山剛・荒武達朗(共著)「台湾収集の地形図および地籍図について―その分析・活用と資料的価値―」片山剛(編)『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』2,2007年3月,pp.121-140
●大坪慶之・片山剛(共著)「2006年南京市江心洲調査報告」片山剛(編)『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』2,2007年3月,pp.141-156.

主な参加プロジェクト

●中華民国期の土地調査事業に関する研究プロジェクトに参加(地図の収集や聞き取り調査など)

社会活動

●「清朝の統治構造と現代中国」津西高校一日総合大学,2011年9月(於:津西高校)
●大坪慶之・後藤敦史「日中双方からみた政治・外交史」神奈川県高等学校教科研究会社会部会歴史分科会~高大連携の試み「近代東アジア世界をどう教えるか」,2008年8月(於:栄光学園高校)

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