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2012年更新
カテゴリ
環境・エネルギー、農林水産(含食品)
キーワード
水産資源管理 海洋個体群 水産生物の保全 数理生態学

一言アピール

水産資源・水生生物の保全・管理に貢献する事を目標に、水産資源・水生生物の個体群についての調査、漁業データの解析、モデリングによる資源管理方策の評価などを手がけています。


研究テーマ

  1. ●水産生物の管理・保全と生態に関する数量的研究
  2.  おもに漁業や遊漁の対象となっている水産資源、および数をへらしている水産生物の管理や保全を視野においた基礎的・応用的研究を行ってきました。
  3.  このような目的に対しては、生物の数や量、そしてその変動を知ること、さらには、変動を左右する、成長や再生産、漁獲による死亡、他の生物による捕食のような自然の要因による死亡、移動、放流といった生態学的・水産資源学的要因について検討することが必要です。また、そのためには、野外で個体群の定量的調査や実験を行うことだけでなく、漁業や遊漁による漁獲の定量的データの解析が重要な手法です。さらに、個体群動態と管理保全方策を数理モデルで表現し、どのような管理保全方策が有効であるかをシミュレーションなどによって検討することも、重要な手法です。
  4.  我々は、これらの手法によって、水産生物の管理・保全や生態について、数量的な研究を行っています。また、専門性を活かし、水産資源の評価・管理や水産生物の保全の現実的問題についての委員会委員をつとめてきました。

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応用分野

●水産資源評価                      ●水産資源管理
●水産生物の保全

主な保有技術

●漁獲データの解析                    ●水産資源動態のモデル解析
●魚類個体群動態の野外調査

社会活動

●福井県立大学海洋生物資源学部非常勤講師
●高知大学(JICA)海域における水産資源の管理及び培養コース講師

主な保有機器・装置

●電気捕魚器

所属学会

●日本水産学会                      ●個体群生態学会

受賞

●日本水産学会賞奨励賞 (1995.4)

著書

●レジームシフトと水産資源管理. 恒星社厚生閣 (2005)    ●生態学事典. 共立出版 (2003)

審査委員など

●三重県水産研究所研究評価委員              ●愛知県栽培漁業推進会議委員

関連ホームページ