HOME » キーワード検索 » 研究者名リスト () » 河野 光雄 詳細

2012年更新
カテゴリ
医学・薬学
キーワード
ウイルス ヒトパラインフルエンザ2型ウイルス ウイルスベクター 遺伝子免疫療法 ワクチン

一言アピール

パラインフルエンザ2型ウイルスベクターは、我々が独自に開発したもので気道粘膜への遺伝子導入可能な極めて高い外来遺伝子発現量を示す多機能性ウイルスベクターである。


研究テーマ

  1. ● リバースジェネティクスを用いたRubulavirus特にParainfluenza type 2 virusの転写・複製機構の解析ならびに多機能ウイルスベクターの開発
  2. ● 粘膜の免疫制御に基づくアレルギー性疾患に対する新規遺伝子免疫療法の開発
  3. ●次世代型経鼻噴霧ワクチンの開発(感染症防御ワクチン・抗腫瘍ワクチン)

※画像をクリックすると拡大します。

応用分野

●分子ウイルス学                     ●ワクチン学

特許

特願2009-252218 パラミクソウイルスベクターを用いた経鼻噴霧型結核ワクチン(PCT/JP2010069435)
 [要約]ヒト結核、特に成人結核、に対して、高い予防効果のある経鼻噴霧型ワクチンを提供すること。抗酸菌由来のα抗原(例えば、Mycobacteriumkansaii文はMycobacteriumbovisBCG由来のもの)、その類似体、それらと同様の機能を有するそれらの変異体をコードする遺伝子をパラミクソウイルス遺伝子(特に、rh-PIV2) に組み込んだ経鼻噴霧型結核ワクチンによって達成される。
特願2006-254538 パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物
 [要約]パラインフルエンザ2型ウイルス(PIV2)にα抗原等を組み込んだアレルギー性疾患の治療・予防に使用可能な医薬用組成物等を提供すること。
 [解決手段] 抗酸菌(例えば、Mycobacterium kansasii)由来のα抗原(抗原85複合体構成蛋白85B)、その類似体(85A、または85Cなど)、それらと同様の機能を有するそれらの変異体をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込んだ医薬用組成物によって達成される。
特願平2-325171 ヒトパラインフルエンザ4A型ウイルスフュージョンプロテイン遺伝子及び該遺伝子を含む物質
 本発明は、ヒトパラインフルエンザ4A型ウイルス(以下、PIV-4Aと略称する)フュージョンプロテイン(以下、F蛋白と略称する)をコードする遺伝子に関し、より詳しくは、PIV-4A・F蛋白の遺伝子RNAを相補性を示し、さらにPIV-4A・F蛋白の全コード領域を含むので、例えば、PIV-4Aの感染症の検査薬としてあるいは治療薬として有用な遺伝に関する。
特願平1-154746 ヒトパラインフルエンザ2型ウイルス同定用検査薬に用いるDNA断片
 本発明は、ヒトパラインフルエンザ2型ウイルス同定用検査薬に用いるDNA断片に関し、より詳しくは、ヒトパラインフルエンザ2型ウイルス(以下、PIV-2と略称する)ヘムアグルチニンノイラミニダーゼ(以下、HNと略称する)の遺伝子RNAに相補性を示すDNA断片に関する。
特願平1-154745 ヒトパラインフルエンザ4A型ウイルス同定用検査薬に用いるDNA断片
 本発明は、ヒトパラインフルエンザ4A型ウイルス同定用検査薬に用いるDNA断片に関し、より詳しくは、ヒトパラインフルエンザ4A型ウイルス(以下、PIV-4Aと附称する)ヘムアグルチニンノイラミニダーゼ(以下、H N と:略称する)の遺伝子RNA(こ相補性を示すDNA断片に関する。
特願昭62-11330 ビリルビン吸着用多孔性重合体粒子の製造方法
 本発明は、急性薬物中毒および劇症肝炎などの症状において、解毒代謝機能が低下することによって血液中に生じる高濃度のビリルビンを有効に吸着除去せしめるビリルビン吸着用多孔性重合体粒子の製造方法に関するものである。

所属学会

●日本ウイルス学会(評議員)

関連ホームページ