がんの薬物療法を行う腫瘍内科医です。乳癌、消化器癌をはじめ、原発不明癌、軟部腫瘍などの疾患を担当します。エビデンスに基づきながら、1人1人に合わせた個別化治療を目指します。
研究テーマ
- ●がん薬物療法における標準治療の実践
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・乳癌の術前・術後薬物療法、転移再発例の薬物療法
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・進行胃癌、大腸癌の薬物療法
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・食道癌の化学療法、化学放射線療法
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・進行再発胆道癌・膵癌に対する薬物療法
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・原発不明癌に対する薬物療法、軟部腫瘍に対する薬物療法、神経内分泌癌に対する薬物療法、その他稀な悪性疾患に対する薬物療法
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●臨床試験(治験)参加およびプロトコール作製による新規治療開発
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参加中の臨床試験(抜粋)
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・HER2陽性の高齢者原発性乳がんに対する術後トラスツズマブ単剤と化学療法併用に関するランダム化比較試験(NSAS-BC 07)
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・HER2陽性乳癌に対する術前トラスツズマブ+化学療法におけるKi-67 indexを用いた治療選択研究
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・進行・再発乳がんに対するアンスラサイクリン系薬剤とティーエスワンのランダム化比較試験(CONFIRM)
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・MAGE-A4抗原特異的TCR遺伝子導入リンパ球輸注による治療抵抗性食道癌に対する遺伝子治療臨床研究(三重大学・遺伝子免疫細胞治療学)
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・難治性NY-ESO-1抗原発現悪性固形腫瘍に対するIMF-001とMIS416の併用療法の第Ⅰ相試験(三重大学・遺伝子免疫細胞治療学)
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●腫瘍微小環境と免疫応答:動物モデルを用いた乳がんの転移促進メカニズムの解析
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癌の増殖、浸潤、転移という生物学的特性は癌の内因性因子のみで決定されるものではなく、癌細胞をとりまく間質細胞の強い影響下にあることが明らかになってきた。間質には多くの免疫担当細胞が浸潤しており、細胞外マトリクスの分解や血管新生を促進することにより、癌細胞の浸潤や転移に寄与している。我々は腫瘍周囲に存在する腫瘍関連マクロファージ(TAM)、骨髄由来抑制性細胞(MDSC)、CD4+T細胞(Th17、CD4+CD25+Tregなど)やCD8+T細胞、IL-4やIL-10などの抑制性サイトカインやIL-17に代表される炎症性サイトカインに着目し、マウス乳がん転移モデルを用いて、これらの免疫担当細胞やサイトカインが転移に及ぼす影響について解析している。
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所属学会
●日本内科学会(総合内科専門医) ●日本臨床腫瘍学会(がん薬物療法専門医)
●日本乳癌学会(乳腺認定医) ●日本癌学会
●日本癌治療学会 ●日本免疫学会
応用分野
●医療分野
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