HOME » キーワード検索 » 研究者名リスト () » 山田 二久次 詳細

2012年更新
カテゴリ
環境・エネルギー
キーワード
伊勢湾 内湾管理 海洋 気象

一言アピール

伊勢湾周辺域の海洋、大気の物理的な環境の変動メカニズムやと生態系の関連について研究しています。海洋観測データやアメダス等の気象データの解析を主に行っています。海外の内湾管理政策と日本の水質総量規制の比較などから、内湾域の管理手法の研究も行っています。


研究テーマ

  1. ●伊勢湾の海洋変動の特徴
  2.  伊勢湾で定期的に行われている海洋観測データ(水温、塩分、溶存酸素、栄養塩類、クロロフィルa、マクロプランクトンなど)の変動の特徴について調べている。また、降雨などの気象変動や外洋域の環境変動(黒潮の離接岸やそれに伴う暖水接近等)についても解析を行っている。統計解析(時系列解析、多変量解析など)などを行うことにより、これらの変動の関係を明らかにし、伊勢湾の物理的、生物的環境の変化がどのようなメカニズムで発生しているかを研究している。
  3. ●伊勢湾周辺域の気象変動の特徴
  4.  伊勢湾周辺域の気象変動の特性を把握するために、長期間のアメダス時別値データ(気温、降水量、風向、風速、日照時間など)を用いて、各気象要素の日変動、季節変動、経年変動、空間変動パターンなどの特徴を調べている。また、それらの変動と総観的な気象変動やENSOなどの変動と比較することにより、伊勢湾周辺域の気象変動がどのような仕組みで起こっているのかを研究している。
  5. ●内湾域の新たな管理手法の検討
  6.  日本の内湾管理政策(水質総量規制制度など)と海外の内湾管理政策(例えばチェサピーク湾プログラム)との比較研究を行っている。特に、汚濁物質の排出規制、モニタリング、内湾環境への影響評価等の仕組みに注目し、日本の内湾管理の特徴、問題点などについて調べている。

※画像をクリックすると拡大します。

応用分野

●内湾(伊勢湾とその周辺)の環境保全関連

主な保有機器・装置

●溶存酸素計

関連ホームページ