一言アピール

平成25年10月23～25日、三重県津市の総合文化センターで第72回日本公衆衛生学会総会を開催します。3000人余りが出席する全国大会です。公衆衛生関係者はもとより、臨床医学、生物医学、人文・社会科学など幅広い分野からのご参加を期待しております。

研究テーマ

●労働環境による健康影響の研究
　労働時間の長さが疾患発生リスクに及ぼす影響を疫学的方法を用いて定量的に評価している。
●電磁界環境による健康影響の研究
　生活環境中の電磁界の周波数や強度によってもたらされる健康影響の有無を観察的疫学および実験的手法を用いて研究している。
●国勢調査コホート研究
　公衆衛生政策の根拠をうるために必要な研究である。健康リスク統計を作成するため、行政機関に収集される国勢調査、人口動態統計統計、疾病登録などを縦断的にリンケージする。
●疫学の基礎理論の研究
　公衆衛生政策と経済政策との相互関係を明らかにするために必要な疫学を経済学や統計学などの周辺科学との理論的統合を研究している。

所属学会

●第72回日本公衆衛生学会総会　学会長
●日本公衆衛生学会　公衆衛生モニタリング・レポート委員会　委員
●日本産業衛生学会　編集委員会　委員長

社会活動

●日本医学会　社会部会Japan CDC(仮称)創設に関する委員会　委員
●Journal of Occupational Health, Editor in Chief
●産業衛生雑誌　編集長
●Economics and Human Biology, Editorial Board
●三重県公衆衛生審議会　委員長
●厚生労働省三重労働局　労働衛生指導医
●三重県公衆衛生協会　会長

主な保有技術

●日本公衆衛生学会　認定専門家　　　　　　　　　　　　　　●日本産業衛生学会産業医(指導医)

論文

●Effects of short-term W-CDMA mobile phone base station exposure on women with or without mobile phone related symptoms. Bioelectromagnetics 2009
●Childhood leukemia and magnetic fields in Japan: a case-control study of childhood leukemia and residential power-frequency magnetic fields in Japan. Int J Cancer 2006
●Seismic intensity and risk of cerebrovascular stroke: 1995 Hanshin-Awaji earthquake. PDM 2004
●Working hours as a risk factor for acute myocardial infarction in Japan: case-control study. BMJ 1998
●Electric power consumption and leukaemia death rate in Japan. Lancet 1996

著書

●『シリーズ生命倫理学・全 20巻』 (丸善(株)出版)/第17巻
●『医療制度・医療政策・医療経済』/第10章「保健・医療の行政学~健康経済、地域保健政策、医療と行政~」(印刷中)

審査委員など

●四日市市公害健康被害認定審査会　委員