一言アピール

海外および国内の歴史的建築物を地震災害から守る調査研究を中心に研究活動を続けています。

研究テーマ

●ギリシャ・パルテノン神殿の耐震性に関する国際共同研究(アテネ工大、ギリシャ文化省)
●地震国における世界遺産組積造建造物の耐震性に関わるモニタリング調査
●2006年ジャワ島中部地震で被災した世界遺産プランバナン寺院群の修復計画に関する国際共同研究(筑波大学、ガジャマダ大学、インドネシア観光文化省)
●インドネシア・南ニアス島の伝統木造集落バオマタルヲ村の保存修復支援調査(筑波大学、ガジャマダ大学)
●重要文化財五重塔法華経寺五重塔における地震および台風時の挙動に関するモニタリング調査
●伝統構法と新技術の融合－伝統的木造建築物への制震技術の適用－新築五重塔の構造設計研究
●途上国組積造住宅の地震災害軽減化研究－フィリピン・コンクリートブトック造住宅およびインドネシア・レンガ造住宅
●重要文化財建築物の保存と活用に関する調査ｰ重要文化財自由学園明日館の保存再生
●東大寺法華堂の仏像群と建築物の耐震対策
●伊勢の町屋再生プロジェクト

所属学会

●日本建築学会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●地盤工学会
●ICOMOS　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●IABSE

保有技術

●世界遺産調査　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●建築物の振動調査
●伝統的木造建築の構造解析　　　　　　　　　　　　　　　　●木造住宅耐震診断

特許

●特願2010-269754　木造多層塔の制震構造

保有機器・装置

●常時微動測定機器

調査

●パルテノン神殿耐震調査　　　　　　　　　　　　　　　　　●世界遺産プランバナン寺院耐震調査
●インドネシア南ニアス島木造集落調査

講演実績

●2012年3月　文化財ドクター派遣事業報告会講師
●2012年2月　地域との強い連携にもとづく建築技術者養成支援プログラム連続講演会講師(大分大学)
●2011年11月　地域の歴史的建造物の保存活用に関わる専門家育成事業講師
●2011年10月　災害・空間・歴史シンポジウム　第５回<活用>建築遺産のポテンシャルを引き出す　講師
●2011年7月,10月　みえ防災コーデイネータ育成講座講師
●2011年6月　三重県木造住宅耐震診断講習会講師
●2011年5月　Earthquakes and Hurricanes Response and Preparedness ISCARSAH International Workshop, Cuba

審査委員など

●名勝諸戸氏庭園保存修理委員会委員
●史跡和田岬砲台修理委員会委員
●重要文化財(建造物)の耐震対策のあり方に関する協力者会議委員(文化庁)
●構造計算適合判定機関専門家委員会委員(三重県)

論文

●保存修理工事10年経過時の建物調査と評価　重要文化財自由学園明日館の保存再生. 建築学会計画系論文集. 672号,pp495-500, 2012
●Collapse Behavior of a brick masonry house using the shaking table and numerical simulation by Extended Distinct Element Method, Buletin of Earthquake Engineering, DOI 10.117, 2011

著書

●建築遺産　保存と再生の思考. 東北大学出版会. 2012
●日本建築学会2011年東北太平洋沖地震災害調査速報. 建築学会. 2011
●The Great east Japan Earthquake Report on the Damage to the Cultural Properties, Japan ICOMOS, 2011