初めて来られた方へ

社会(産学官民)連携

学外向け

学内向け

地域との連携

地域貢献支援事業

産学官連携マガジン Yui−結−

HOME  >  産学官民連携マガジン Yui−結−  >  榊 宏之 代表取締役社長

株式会社サカキL&Eワイズ

営業倉庫事業、輸送事業、製造加工業、産廃収集運搬業、不動産業、損保事業と顧客のニーズにあわあせた柔軟な姿勢で企業と地域社会の発展を目指す。特に、医療機器製造加工業という分野において、使い捨ての感染予防グッズの開発など将来を見据えた事業を展開し、果敢に挑戦を続けている。

榊 宏之 代表取締役社長

三重大オリジナル感染予防グッズを開発したい


榊 宏之 代表取締役社長

経営者データファイル

Hiroyuki Sakaki's DATA FI

趣味:音楽活動(ドラム・ギター)、外洋ヨット、オートバイ、カメラ、スキー、釣り、ダイビング、その他もろもろ

愛車:MG-RV8、GSX1100S(刀)、TOYOTA CROWN

購読雑誌:舵、Jazz Life,

三重県の中で好きな場所:志摩ヨットハーバー

座右の銘:高校の時の友達の母から言われた「なにがあっても人間最後は根性やんな!!」の言葉

好きな本:念仏よちよち・竜馬がいく!あいつとララバイ!(漫画)

好きな映画:ケインズ、ランボーU

尊敬する人:坂本竜馬、本田総一郎

株式会社サカキL&E ワイズ

三重県松阪市古井町35 番地 TEL0598-51-8168

http://www.sakaki.to

経営者になるまでの経緯を教えてください

実は、高校時代からなりたい職業があったのですが学力の問題もあり挫折してしまい、「とりあえず好きだった音楽をやろう!どうせやるなら全国区!」と思い、東京の大学へ行きました。大学時代は、ライブハウスなどで活動してプロを目指した時期もありました。音楽活動は今でも続けています。卒業後、サラリーマンを5年程経験しました。元々、地元で父親が賃貸業をやっていたのですが、いろんな事情がありサラリーマンでいく予定でいたのを事業立て直しの為に呼び戻され帰ってきました。東京が好きだったので三重へは出稼ぎのつもりで「事業で成功して東京支店を作って東京へまた帰ってくるぞ」と思いながら来たのですが。今となっては東京は海は遠いし、自宅で、大音量で音楽を聴いたり演奏したりすることはできませんから、結果的には良かったのかもしれません。まあ、住むにはここ!遊びに行くには都会かな…実際支店は出せていませんし!(苦笑)

事業を始められた当初はご苦労もあったのでは

まず、営業倉庫業を始めたのですが、信用がないので、なかなか使ってくれる企業がないですよね。どうしようかと思っていたところ、飛込みで営業に行ったある大手企業に自作の在庫管理システムを気に入ってもらえ、使っていただけることになりました。倉庫というのは、お客様の資産を預るわけですから、非常に正確な管理が求められます。出庫・入庫の管理や在庫管理など、実績がないのに本当にできるのかと聞かれましたね。そのとき、「できます」と約束した自分を信じてもらえて、それから他にも仕事がだんだん繋がっていきました。

倉庫業以外にも多角的に事業をされていますが

営業倉庫業をまず基本とし始め、預ったら動かさないといけないという事で物流事業を始め、動かす前に加工が必要と物流加工もするようになり、不動産業、産廃業、損保代理店業とその時々で、お客様の要望に沿って柔軟に対応してきた結果そうなってきました。OEMの製造加工も初めは、倉庫の端をパーテーションで仕切って始めましたが、取扱いが増えるに従ってクレーム・事故が起きてお客さんに迷惑掛けてはいけないと思い、専用の工場を建てました。これからは、自社でも新商品開発をし、オリジナルブランドの「Cleyera」(クレイラ:神木さかきの植物学の学術名)を世に出していきたいのですが、そのための知識・技術を得ることが一番の課題ですね。

三重大学大学院へ入学された目的を教えてください

入学のきっかけは友人からの誘いでしたが、医療用具の製造を始めたこともあって、研究開発の為に、もう一度きちんと勉強したいというのは前々から考えていました。ですから、大学へ通う一番の目的は、今後の仕事に繋げていくことです。主の指導教授以外に医療管理学関連の研究室を紹介していただけたので、そこで、三重大オリジナルの感染予防グッズの開発や自社ブランドの「Cleyera」の商品開発をしたいと考えています。実のところ、他府県の大学病院オリジナル商品については、もういくつか製造させていただいていますから、地元の三重大学のものがまだ無いということで、それを開発するのが今、一番の目標というところです。

学生へのメッセージをお願いします

躊躇せずに、何でもやってみてほしいというのはあります。早すぎる決断と、決断しないという2択だったら、若い人には迷わず早すぎる決断をして欲しいですね。なぜかというと、決断が早いと結果がすぐ出るし、もし失敗してもやり直しができます。ずるずると決断しないでいると、深みにはまり手遅れということになりかねませんからね。また、仕事以外のことにもいろいろチャレンジしてほしいと思います。私は音楽の他にもスキー、テニス、ゴルフ、ダイビング、写真、絵、オートバイ、外洋ヨットレースなど時間の取れる限りいろいろ趣味としていますが、そのことでいろんな知識・経験は当然のこと、沢山の友人ができます。それが、必ず人生においても仕事においても自分の大きなプラスになると思いますから。

ページ上部