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医療・福祉
バイオ
医薬品
ヒトがん移植ゼブラフィッシュを用いた抗がん剤化合物のスクリーニング
想定される用途
新規創薬ターゲット分子探索(抗がん作用)、化合物スクリーニング等
想定される連携形態
ターゲット分子探索、化合物スクリーニング等での共同研究、受託研究
所属・役職 |
医学系研究科・講師 | |
研究者氏名 |
島田 康人 | |
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概要
小型魚類ゼブラフィッシュの稚魚にヒト由来がん細胞を移植し、約1週間で化合物のスクリーニングを行います。ヒトがん移植モデル(肝臓・膵臓・前立腺がん等)を構築し、腫瘍血管新生・遠隔転移を評価します。100匹単位でのスクリーニングを行うため、ハイスループットな解析が可能です。
アピールポイント
ヒトがん移植ゼブラフィッシュにおける、腫瘍血管新生・遠隔転移の病状や表現型を評価するための各種測定技術を開発し、ターゲット分子探索、化合物スクリーニング、リード化合物バリデーションの各段階における評価が可能です。さらに、透明な体なため各臓器の蛍光標識により鮮明な生体・病態のイメージングも可能です。また、マウス等の従来の実験動物よりもコストも安く解析ができるといった優位性の高いスクリーニング系であることから、前臨床試験前の一次スクリーニングとしても有用です。
補足資料(マンガ)
補足資料(スライド)
特許情報
1)発明の名称:異種細胞移植モデル動物の作製方法、登録番号:特許第5875010号、権利者:三重大学 PDF
2)発明の名称:がん細胞阻害薬、がん幹細胞検出用プローブ、公開番号:特開2014-101358、出願人:三重大学・キヤノン株式会社 PDF
3)発明の名称:がん細胞阻害薬、がん幹細胞検出用プローブ、公開番号:特開2014-101359、出願人:三重大学・キヤノン株式会社 PDF