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バイオ
食料
評価・分析
微生物の増殖過程を熱測定で経時的に自動計測
想定される用途
・嫌気性菌を含む微生物増殖過程の測定・解析
・薬剤による微生物増殖抑制効果の評価
・各種土壌の微生物活性評価
想定される連携形態
・調査したい材料(例:抗菌作用を持つ物質、食品、土壌試料等)を提供していただき、共同研究により、微生物の増殖の様子を調査
・微生物の増殖を対象とした共同研究
例)添加物による微生物の増殖抑制効果の確認
農薬による土壌中の微生物の不活化の分析
所属・役職 |
生物資源学研究科・教授 | |
研究者氏名 |
田中 晶善 | |
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概要
微生物増殖に伴う発熱を自動計測することにより、増殖過程を可視化できるほか、増殖速度定数などの定量的評価ができます。
例えば、増殖抑制効果を持つ薬剤などの共存系で測定することにより、その薬剤の効果を定量的に評価できます。
アピールポイント
・微生物を培養する場合、嫌気性菌でも、培地が不均一でも、菌体が凝集する場合でも、増殖過程を精度よく自動計測可能。
・一定時間ごとにサンプルを取り出す必要がない。
・食品や土壌を対象とする場合、試料そのまま・非破壊で測定できるため、培養困難微生物が関与している場合でも原理的に測定が可能。
補足資料(動画)
補足資料(マンガ)
補足資料(スライド)
特許情報
論文情報
Miyake et al., Calorimetric studies of the growth of anaerobic microbes.
doi: 10.1016/j.jbiosc.2016.02.006 PDF