利益相反マネジメント

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利益相反マネジメントの意義
 

 利益相反マネジメントの意義を表すキーワードは、Respect, Integrity, Accountabilityです。すなわち、公器としての使命を果たすことを期待されている大学に対するRespect(敬意)とIntegrity(社会的な信頼や尊厳)を保つために、正確かつ明確な説明責任(Accountability)を果せる仕組みであることです。
 利益相反マネジメントは、連携活動から生じてくる様々な状況から、弊害が生じること、また、弊害が生じているように見えることを回避するために導入されます。
 連携活動の初期段階では、規模や件数等で個別対応も可能であるかもしれません。しかし、連携活動が活性化され、多くの成果が輩出されてくればくるほど、日常の研究活動の中に組み込まれ、現実的な対応を支援できる態勢が必要となってきます。このような態勢が整うと、研究に携わる研究者は、その仕組みを通じて、予期せぬ弊害から守られ、「安心して」連携活動を行うことができるようになります。
 利益相反マネジメントは、連携活動を「安全に」推進するための「ハンドル」です。このため、活動の状況、すなわち「どのような活動が、どのように行われているのか」によって、マネジメント手法は異なってくるのです。態勢そのものも連携活動の進展とともに見直されていき、洗練されたマネジメントの実践をめざしていきます。