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事例8 寄附金
 

○寄附金を受け入れる場合の注意点を教えてください。


キーワード: 寄附金、成果還元

解説

 寄附は、学生の教育助成や教職員の研究支援のために行われ、産業界だけでなく、様々な団体/個人からの大学に対する支援として重要かつ意義あるものです。
 寄附金は、大学が資金を受け入れることになりますから、形式的には教職員個人の利益とはなりません。しかし、最終的には教職員が自由に利用できる可能性の高い研究資金となります。高額であったり、寄附を行う企業に偏りがみられると、「教職員が、その企業から影響を受ける、あるいは、与える立場にあるのではないか?」と疑われてしまう可能性があります。また、寄附金の受入は、寄附者に対する何らの権利譲渡(例:研究成果)を行うためになされるわけではありません。取扱ルールや意義についての相互理解が大切です。


気をつけよう

・外注先からの寄附金等、寄附金の受入れが、何らかの便宜供与に対する見返りと捉えられるようなことはありませんか?

・通常、寄附者への成果還元は、簡単な結果の報告程度となります。その点を寄附者が十分に理解した上での寄附金の申し出ですか?


寄附金受入規程