利益相反マネジメント

トップページ

利益相反とは

利益相反マネジメントの意義

産学官連携活動の流れと留意点

利益相反の事例

関連サイト

事例1

事例2

事例3

事例4

事例5

事例6

事例7

事例8

事例9

事例10


事例9 外部での講演活動と教育活動
 

○学外で行われるセミナーに講師として招聘されています。どのような手続きや配慮が必要でしょうか?


キーワード: 講演、学外セミナー、謝礼金

解説

 学外セミナー等の講演活動も論文発表や書籍の出版などと同様に、研究内容を広く知らせ、成果を社会に還元するため重要な活動です。ただ、講演には非営利団体主宰の公益的なものばかりではなく、営利企業が事業拡大や販売戦略の一環として、行うケースも多くあります。研究の成果が企業等との共同研究などによる場合、講演の内容(特定商品の過度の推奨など)によっては、相手先企業等との関係について疑念を持たれかねません。
 
気をつけよう

・学内の教育研究活動を優先していますか?

・講演料として謝礼金を受領する場合は、個人所得となります。謝礼金が、別の産学官連携活動に伴う便宜供与の見返りと捉えられるようなことはありませんか?

・謝礼金が多額な場合には、外部から「何らかの特別な便宜供与を図っているのではないか?」と疑われる恐れがあります。学内ルールに対応した開示(報告等)を行っていますか?

・特許出願前の研究成果が外部へ流出し、特許の申請要件である新規性を損なうような講演となっていませんか?

・謝礼金について、適切な税務処理を行っていますか?


職員兼業規程